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武蔵野学芸専門学校新2号館竣工
光の入る開放的なアトリエ

2020年1月に武蔵野学芸専門学校新2号館が竣工しました。

 新2号館は、コンクリートの質感を生かした特徴的なデザインです。まるで石から切り出された彫刻のようなイメージを元にして設計士がデザインしました。

 建物は地上2階、地下1階の全3フロアーとなっており、すべてのアトリエに自然光が入るように設計されています。

 また、アトリエの照明はすべて調光できるシステムを取り入れて、 絵を描くために最適な光環境を作り出すことが可能になっています。

 もちろん全館フリーWiFiなので、インターネット検索や画像データ取り込みなどのデザインワークがスムーズにできるのも新2号館の魅力です。

 本校はアート、デザインを学ぶ学校として世界中から様々な志を持った学生、生徒が集まり、お互いの個性を磨き合う環境があります。その高い志を形にしてくれる新2 号館。ここから未来のアーティスト、デザイナーが生み出されていく様子を見守り続けてくれるシンボル的な存在です。

武蔵野学芸専門学校 新2号館

現役で活躍するデザイナーが、優れたデザインに必要な要素とデザイン力について指導する武蔵野学芸の特別授業

株式会社電通 アートディレクター
今井 祐介先生 特別授業

 電通デザイナーの今井祐介先生によるZOOM 特別授業を実施しました。今井先生のこれまで手がけた広告、CM などを参考にしながら、「アイデアを捕まえる術」「アイデアは猫」をテーマにクリエイターとしての考え方や心構えなどを丁寧にお話ししていただきました。今井先生には、今後も特別講師として本校のグラフィックデザインの授業や作品講評会でも教鞭をとっていただきます。

 社会で活躍するデザイナーから直接学ぶことができる環境は、学生たちの目標に向かっていく原動力になっています。

今井 祐介

東京藝術大学デザイン科卒

 現在は東京オリンピックプロジェクトチームにてアートディレクターとしてデザイン業務にあたっている。

受賞歴:

カンヌライオンズ/ ゴールドONESHOW/ グランプリ、ロンドン国際広告祭/ グランプリ、

アドフェスト/ グランプリ、トップアワードアジア/ グランプリ、コクヨデザインアワード/ グランプリ、スパイクスアジア/ ゴールド、ニューヨークアートディレクターズクラブ/ シルバー、D&AD/ シルバー、広告電通賞/ 最優秀賞、日経広告賞/ 最優秀賞、ACC CM フェスティバル/ 金賞などほか国内外多数。

株式会社日産自動車
グローバルデザイン本部
クレイモデラー
町野 直紀先生 特別授業

 株式会社日産自動車にクレイモデラーとして様々なプロジェクトに参加している町野直紀先生によるZOOM 特別授業を2020 年6月12日に実施しました。

 自動車業界の概要やクレイモデラーとはどんな仕事なのか?プロダクトデザイナーになるために必要なスキルとは?など、あらゆる方面から自動車業界の今について話していただきました。また、学生たちが現在学んでいる美術、デザインの勉強が将来どのように活かされるのかを具体的にお話をしていただきました。

 今後は株式会社日産自動車とはSDGs のプロジェクトを実施していくための準備を行なっています。本校では社会貢献という視点からアートを考えることができる人材を育成します。

町野 直紀

東京藝術大学工芸科卒業

東京藝術大学鍛金専攻修了

卒業制作作品「鯨寿」青森公立大学設置

嶺稲荷神社神額奉納

株式会社NISSAN 自動車入社

※インフィニティブランドにおけるあらゆるプロジェクトに参加

写真家・デザイナー
上村 尚子先生 特別授業

 フリーカメラマンとして活躍する上村尚子先生による写真特別授業を実施しました。

 特別授業ではカメラ、三脚などの撮影機材の説明から始まり、簡単なレフ板の作り方、撮影方法、カメラの設定など実際にプロとして写真撮影をするための基礎知識を学びました。

 また、一眼カメラを持っていない学生のための撮影テクニックやライティング、写真の保存形式、解像度、トリミング方法、写真編集ソフト、印刷について教わりました。

 これから制作する作品集やポートフォリオに対応するための本校ならではの特別授業です。

エデュトリアル デザイナー
江南 仁美先生 特別授業

 エデュトリアルデザイナーとして活躍する江南仁美先生によるレイアウト特別授業を実施しました。特別授業では目のしくみを考慮した「見る」ことに対する意識、文字フォントについての解説、文字組の方法、レイアウトについて講義しました。

 この授業はポートフォリオを制作に限らず、絵本制作にも必要なデザインの技術です。この技術を学ぶことで情報を整理し、視覚的に解りやすい紙面を制作することが出来ます。今後は完成した作品を講評するための講評会にも参加してもらい、1年を通して学生の成長を見守ってもらいます。

江南 仁美

武蔵野美術大学

視覚伝達デザイン学科研究室 助手

 現在はフリーのエデュトリアルデザイナーとして活躍している。

展示:

2016 年 Special Exhibition: Steidl Book Award Japan

京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス

2019 年 日本タイポグラフィ年鑑2019 作品展(巡回展) ・株式会社竹尾 見本帖本店

平和紙業ペーパーボイス(大阪)・レイメイ藤井 ペーパーレイン(福岡) 受賞

2011 年 MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD

2011 年 向井周太郎賞

2019 年 日本タイポグラフィ年鑑

2019 年 審査委員賞 エディトリアル部門

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