【専門課程】テキスタイル特別講義・実習
今回のテキスタイル特別講義では、早稲田ビジネスカレッジテキスタイル科の協力で授業を実施いたしました。講師は、テキスタイル科佐藤将輝先生、武蔵野学芸三上慎之介で指導しました。
テキスタイル特別講義・実習では、日本伝統文化の理解とデザインワークの実習を行う授業でした。テキスタイルと呼んでいますが、染物、織物から始まる染織技法は日本の伝統工芸技法の一つであり、一つ一つの仕事が自分の作品にどのような変化を与え、また個性的な表現につながるかを体感する実習でもあり、また、自分の家メージをどのように相手に伝達していくのかを考える課題です。
今回の課題では、染織技法の一つであるシルクスクリーン制作を行いました。この技法はアンディーウォーホルも作品に使用している技法であり、広くアーティストが使用してきた技法です。
技法工程としては
デザイン画→紗張り→乳剤→製版(感光)→刷り→パネル張り
を行いました。
提出作品は、パネル張りされたシルクスクリーンですが、時間が空いた学生はTシャツ制作、カバン制作など様々な内容にチャレンジしていました。やはり、実際の素材に触れて制作すると学生の発想力や考える力が増し、「楽しい」「面白い」と連呼していました。
来週からは前期テスト期間です。みなさん頑張りましょう。