【高等課程 特別授業】
東京芸術大学 デザイン科
教授 鈴木太朗先生による特別授業
~デザインとアートの間を知ろう~
2025年9月29日に東京芸術大学デザイン科教授、メディアアーティストの鈴木太朗先生による特別授業を実施しました。
今回の授業では、デザインという分野の領域の広さを高等課程の生徒に知ってもらうというコンセプトです。鈴木先生のこれまでのアートプロジェクトを紹介していただき、日本デザインセンターとのコラボ作品ではデザイナーの原研哉先生と作り上げた水滴を使った作品など、普段触れることがない作品に高等課程生は釘付けでした。
後半は先生の予備校時代のデッサンや大学時代の作品も見せていただき、鈴木太朗先生の世界を存分に味わった特別授業でした。この授業によってデザインという領域が現代社会では大きく広がり、その役割も大きくなっていることを理解してくれたと感じています。
http://suzukitaro.jp/
鈴木太朗
1973 東京 葛飾生まれ
2000 東京藝術大学 美術学部 デザイン科 卒業
2002 東京藝術大学 大学院 美術研究科 修士課程 修了
2005 東京藝術大学 大学院 美術研究科 博士後期課程 修了
2005-2013 東京大学情報学環 非常勤講師、特任助教、他
賞歴
東京藝術大学野村賞、NHK デジスタアウォードグランプリ、
文化庁メディア芸術祭奨励賞、第42 回SDA 大賞。
2005~13 年まで東京大学非常勤講師等として東京大学制作展に関与。
2013 年より東京藝術大学美術学部デザイン科准教授、
2025 年より教授。
アトリエオモヤ代表、環境芸術学会副会長、美術博士。
自然の物理現象を観察、その魅力を綿密な考察と理解から、根本的な美しさを持つ作品を生み出すメディアアーティスト。独自の発想や高度なテクノロジーに支えられ時間軸上に抽出される「物質」や「光」の動きや変化は、鑑賞者に純粋な感動やおどろきを伝える。国内外多数の国際展に参加、公共空間へのインストール、またアトリエオモヤの代表としてその世界を広げ、いずれも高い評価を得ている。
2003 年「NHK デジスタアウォード」グランプリ
2004 年「第7 回文化庁メディア芸術祭」奨励賞
2005 年「東京藝術大学大学院修了作品」野村賞
2008 年「第42 回SDA 大賞」大賞。
主な展覧会に2004 年「鈴木太朗展・そして、舞う」( スパイラル/ 東京)
2007 年「日本の表現力」( 国立新美術館/ 東京)
2012 年フランスシャルル・ド・ゴール空港作品常設。
2020 年「KYOTO STEAM」( 京都市京セラ美術館/ 京都)。
アトリエオモヤとして
2009 年「TOKYO FIBER' 09 SENSEWARE」(イタリア、イスラエル、東京、他)
2015 年「動きのカガク展」 (21_21 DESIGN SIGHT/ 東京)
空間演出研究所として2016 年「TOKYO 数寄フェス」(不忍池/ 東京)
チーム合作として
2018 年「The Book in The Sea」(欧州文化首都/ マルタ共和国)など。















