産学連携授業
ホルベイン画材株式会社による
画用液講義・調合体験授業
ホルベイン画材株式会社との産学連携授業の一環として、専門課程にて画用液の概説授業と体験授業を5月16日に実施しました。
ホルベインという社名は、ドイツ・ルネッサンス期の代表的なアーチスト Hans Holbein (1497-1543)の名に由来するものです。
肖像画の卓抜な描写でも知られ、後にイギリスで 宮廷画家となり、豊かな色彩の傑作を数多く残している画家を社名に使っています。
今回の授業では油絵具をコントロールする上で、最も重要なキーワードは画用液です。画用液の性質を知ることで、油絵の表現の幅が広がり、描画テクニックも向上します。今回の授業では自分だけのペインティングオイルを作り、色だけではなく、質感をマスターするための授業を実施しました。画用液の配合は料理で言うソースの配合と同じです。割合が書いてある資料が少ないです。
今回の授業では画用液の基本から調合までを行いました。
本校では教員だけではなく、外部の専門家による特別授業があるからこそ、より本格的な内容を学ぶことができます。