【専門課程】フィールドワークにおける実習解説
美術分野でのフィールドワークは、作品制作過程の中で大変重要な要素になります。
現代社会では、インターネットなどで検索することで簡単に画像や文章を検索できます。しかし、インターネットでの情報は、情報発信者の視点や考えが入っていること、また不特定多数の人が共通して同じものを見てるデメッリトがあります。それは、自分の意見や新たな文化、芸術を生み出すこととは程遠い資料になることもあります。
美術分野では、自分の視点からの発見、調査がなければ、豊かなアイデアや発想を生み出すことはできません。本校では、フィールドワークが必要とされる意味を考え、日本文化を理解し、個性的な意見、発想を大切にすることの大切さを授業で指導しています。
今回の授業では、フィールドワークで行うクロッキーの見本として、日本画講師勝又先生がご自身の実際の作品で使用したクロッキーを持参し、クロッキー、写生の説明、解説を行ってくれました。
学生たちは熱心に聞き入り、先生の素晴らしいクロッキーに感嘆していました。