産学連携授業
ファイン専攻日本画コース
宮内不朽堂 職人による筆の材料と筆作り特別授業
宮内不朽堂は、明治5年(1872)創業した画筆専門店で50種類以上の画筆を製作している日本有数の筆の老舗です。明治から昭和にかけて活躍した近大日本画の巨匠・横山大観、東山魁夷もこちらの筆を愛用していました。今回は筆職人の樋口勲先生にご来校いただき、筆の材料と用途、筆作りの特別授業を実施していただきました。
手作りの筆の奥深さと描きごこち、そして繊細な筆の制作過程に多くの学生たちが感銘を受けていました。学生たちにとって、筆を使って絵を描くだけではなく、筆がどのようにできているか、また筆の特性を知ることで良い作品を制作するための手助けになると考えています。