異文化コミュニケーション
「ピクトグラムと非言語についての講義と実習」
異文化コミュニケーションの中には非言語による伝達方法が重要になってきます。これらを踏まえ、対象の模写や概念から図形抽象化によってつくられた「絵文字」「絵ことば」の成り立ちを考え、図記号の一種によってコミュニケーションをとる手法を実習と講義で勉強します。この授業では文字による伝達と対極にある、文字にたよらない伝達で、人種・年齢を問わず全ての人に物事を伝えることがねらいです。
現代の盛んな国際交流、複雑化した都市や交通網、ブラックボックス化した道具や機器環境の拡大を背景に人々の交流や行動を円滑にするための国際的な「絵ことば」を草案することが、視覚デザインの第一歩になります。