新着情報 WHAT'S NEW

2018/10/17
【講演会イベント】「アーティスト満田晴穂氏講演会」(予告)

【講演会イベント】
「アーティスト満田晴穂氏講演会」(予告)


10/23(火) 超絶技巧アーティストの満田晴穂さんによる特別講演会を開催します。
超絶技巧アーティストとして、活躍される先生は、現代に「自在置物」をよみがえらせたアーティストでもあります。「自在置物」とは、金属でさまざまな生き物を写実的につくり出す、江戸期以来の工芸品。驚くべきは、全ての関節、体節が本物通りに動くこと。まさに超絶技巧のなせる技です。細部まで精巧に作られた金属製の作品達は、「自在置物」の名前の通り、本当にすべての部位が自在に動きます。ふだん聞いたことのない部位まで動く金属作品です。その可動のための複雑な仕掛けは全て外骨格の中に隠れ、全方位から仔細に調べてもビスの1本も外側からは見えません。金属で出来ていると分かっていても、生きているようにしか見えないこの不思議な作品に学生のみんなが驚くのが楽しみです。


満田 晴穂      Haruo MITSUTA


【略歴】
1980
鳥取県に生れる。
授業の一環として実施された古美術研究旅行で自在置物師・冨木宗行と出会い、自在置物作家を目指す
2006 東京藝術大学美術学部工芸科卒業
2008 東京藝術大学美術研究科修士課程彫金研究室修了
横浜市にて活動


【個展 】
2017 「JIZAI」ラディウム-レントゲンヴェルケ(東京/2013、2015にも開催)
2016 「JIZAI」日本橋三越本店本館
2010 「自在」ラディウム-レントゲンヴェルケ


【グループ展 】
2017
「驚異の超絶技巧!―明治工芸から現代アートへ―」三井記念美術館(東京)
「ニッポンの写実 そっくりの魔力」函館美術館(北海道)豊橋市美術博物館(愛知)奈良県立美術館(奈良)
「金工の深化-Evolution of Metal Works-」和光本館(東京)
「カオスモス5 一粒の砂に世界を見るように」佐倉市美術館(千葉)
「今様」松濤美術館(東京)


2016
「isotope Ⅱ」ラディウム-レントゲンヴェルケ 「半肆半」スパイラル(東京)
「俊傑 ~巧術其之柒」ギャラリー点(石川) 「-未踏への具象-ざ・てわざ」日本橋三越本店本館
「蜘蛛の糸」豊田市美術館(愛知)
「今様 IMAYŌ: JAPAN'S NEW TRADITIONISTS」ハワイ大学ギャラリー、ホノルル美術館(アメリカ)【企画:John Szostak】
「融合する工芸-旅に出たヤドカリのはなし」大阪高島屋(大阪)


2015
「濫觴~巧術其之陸」ギャラリー点


2014
「縹渺~巧術其之伍」ギャラリー点 「isotope Ⅱ」ラディウム-レントゲンヴェルケ


2013
「溶ける魚-つづきの現実」京都精華大学ギャラリーフロール(京都)
「韜晦~巧術其之肆」スパイラル 「六本木クロッシング2013 アウト・オブ・ダウト」森美術館(東京)
「アート昆虫ワールド」高崎市タワー美術館(群馬)


【受賞歴】
2017
「平成28年度日本文化藝術奨学金」において「第8回創造する伝統賞」受賞
2008
「第48回日本クラフト展」入選
2007
「第2回藝大アートプラザ大賞」大賞受賞


PAGETOP