7/7（木）【専門課程】特別講演
中国東北師範大学 教員 邵 立（Shao Li) 先生 講演会

邵立先生は現在、中国東北師範大学の現役講師であり、アーティストでもあります。先生は、日本文部科学省奖学生として東京芸術大学日本画科の研究生を経たのち研究員として再来日しました。その時、東京芸術大学油絵科の研究員として所属し、その後大学院を受験し合格して、修了されました。現在は１年のうち5カ月は中国で教鞭をとり、7カ月は日本へ来日し、作家活動を行っています。

邵立先生には、東京芸術大学での制作や授業内容について紹介していただきながら、先生の学生時代から現在に至るまでの作品を紹介していただきました。
中国に在住していた時の作品と日本に来てからの作品とでは別人のように変化していて、学生たちも「なんでこんなに変わりましたか？」と質問がとびかっていました。
先生から「せっかく日本に来たので日本の芸術を取り入れようと努力した」そして、「中国の美意識と日本の美意識との融合をテーマにしている」「そしてそれが難しい」とおしゃっていました。
最後に留学している時に何が一番大変でしたか？という質問に「日本語（笑）」と答えられて、会場が和やかな雰囲気になりました。
「日本語をしっかり勉強しないと留学は上手くいかない」という内容が学生たちには身にしみたようでした。